「今日はこれをしないといけない!」など、やることがたくさんあるのに、何故かやる気がでない。
みなさんは、そんな悩みをお持ちではありませんか?
自分だけがやる気がないわけではありません。
では、なぜできぱきと動ける人がいるのでしょうか?
それは自分のことをよく理解しているからです。
今の自分の心理状態を正しく把握することで、適切な方法をとることができます。
てきぱきと動いている人は、自分のことを理解しており、ON・OFFが上手にできる人なのです。
ぜひみなさんも、この記事を参考に、自然とやる気がわいて、てきぱきと動けるようになるためのお役に立てれば幸いです。
やる気がでない理由とは?
今日はなぜかまったくやる気がしない。みなさんもそんな時ってありますよね。
自分が怠け者なのか・・・そんなことはありませんよ。
みんな、一度はやる気がでない時があります。
ここからは、やる気がでない理由についてご紹介したいと思います。
人間はそもそもみんな面倒くさがり
人間はみんな、楽しいことがないとやる気が起きない。
実際に何かを始めようとした時に、脳を活性化すればいいのですが、何もしなければ活性化させることはありません。
慶応義塾大学の研究によると、
遺伝子改変マウスのこのニューロンだけを神経毒で細胞死させたところ、その領域のわずか17%の細胞死で意欲障害が発生することが分かった。
必要に迫られていない
必要に迫られていない。
例えば、「たばこをやめないと死にます」と言われたとしましょう。
極端な話かもしれませんが、実際に言われたら、ほとんどの人がたばをやめるのではないでしょうか。
しかし、将来の目標もなく、何の役に立つかもわからないのでやる気がでない。
このように、親にとっては重要だと思うことでも、子供自信はその重要性を感じていないため、「やりたくない···」という気持ちが勝ってしまい、勉強をするという行動に移せないのです。
嫌なことをやろうとしている
自分にとって嫌なこと、苦手なことをやらなければいけない状態です。
人間が何か新しいことをしいうとすると、普段では使わない脳を使うため、非常に疲れてしまいやる気が起きないのです。
ある日友達から、「健康のために一緒にランニングをしよ!」と言われたとします。
運動が好きな人は喜んですぐに実行に移せると思いますが、運動が苦手な人は何かしら理由をつけて断ることを考えるのではないでしょうか。
このように、自分にとって苦手なことを誘われたり、やろうとすると、どうしてもやる気が起きず、先延ばしにしたり、やらなくてもいい方法を考えてしまうのです。
手間と時間がかかることをやる
人間は時間のかかる作業と考えた途端に面倒になってやる気をなくしてしまいます。
そんな時、脳では以下のようなことを考えています。
・これをやろうとするとものすごい時間がかかるな・・・
このように、どうしても人間は快感と手間を天秤にかけてしまい、手間の方が大きいなと感じると、途端に動く気力がなくなってしまうのです。
ストレスがたまっている
ストレスがたまっている、大きな悩みを抱えている状態です。
・昨日彼女とささいなことで大喧嘩をしてしまった。
やる気がでない時の心理状態
やる気を出すにはドーパミンが必要です。しかし、それを邪魔するような要因がいっぱいあるため、それを取り除いてあげる必要があります。
・どうやっていいかがわからない
・今やる必要がない
・自己嫌悪に陥ってしまっている
具体的に見ていきます。
メリットが感じられない
こんなことを感じたことはありませんか?
・なんかいいことあるのかな?
上司にあれをやって、これをやってと指示を受けて動いているだけでは、やる気が起きないですよね。
逆に大きなプロジェクトを任されて、会社に貢献したいと思えると、やる気も湧いてきます。
どうやっていいかがわからない
どうやっていいかがわからない。
こんなことを感じたことはありませんか?
・どうせやるならベストな方法でやりたいが、手順がわからない
例えば、料理を始めようと挑戦するにも、詳しいレシピや盛り付け方法がわからず、やる気が起きない。
しかし、最近では準備するもの、作り方、盛り付け方法などを短時間にまとめた料理動画があると思いますが、これは短時間にみることができ、かつ最初から最後まで作り方を簡潔にまとめているため、料理にもチャレンジしようと思えるのです。
今やらなくてもいい
こんなことを考えることはありませんか?
・まだ時間はたっぷりあるな・・・
人間は、いますぐやらなくてもいいこと、時間的に余裕があったりすると、今やる必要がないため、後回しにしようという心理が働きます。
「今からやらなくてもいいから、後でやろう!」という心理にいかに打ち勝つかが重要になってきます。
自己嫌悪に陥ってしまっている
自己嫌悪に陥ってしまっている
こんなことを感じたことはありませんか?
・自分は意思が弱い人間だ。
・なんで、俺はあの人とおなじように動くことができないのだろう。
そんなネガティブなことを考えたことはありませんか?
しかし、冒頭でもお伝えしましたが、人間はそもそもやる気が起きない生き物のため、やれなくて当たり前なのです。
やる気が出ない時にやる気を出す方法5選
ここからは、実際にやる気を出す方法をご紹介します。
やる気を出す方法に優れた能力などは必要ありません。
少しづつ、正しい方法でやる気を出す方法を実践していってください。
1.小さな目標をたてる
2.やる理由を理解する
3.まずは動いてみる
4.ドーパミンを増やす
5.一度忘れる
具体的に見ていきます。
小さな目標をたてる
まずは目指すべき目標を設定することです。
そして、その目標は大きな目標ではなく、小さな目標を設定してください。
最初から大きな目標を設定すると、その目標に到達するまでに挫折をしてしまう可能性があるため、小さな目標を設定して、それを少しづつクリアしていくことで、達成感を味わってください。
達成感が味わえると次も頑張ろうと思えてくるのです。
例えば以下の方法をお試しください。
「間食は食べない」、「野菜を毎日摂取する」など目標達成できそうな小さな目標を設定し、それを毎日続けてください。・資格試験にチャレンジしたい
まず最初に勉強量を把握し、試験日まで何日あるか、この問題集を終わらせるまでに一日何ページ進めればいいかを把握し、一日の勉強量決める。
やる理由を理解する
目標を設定したら、次にやる理由を理解してください。
やっても意味がないと思いながらやることは辛いだけで、やる気も起きませんよね。
つまり、これをやることで自分にとってどんなメリットがあるのか、どんないいことがあるのかを理解することです。
・やることでどんないいことがあるのか?
・やらなかったときにどんなデメリットがあるのか?
・やらずにほかっておいたら、最悪どんな状態になるのか?
まずは動いてみる
小さな目標を設定して、やることの意味を理解したら、次はまずは動いてみることです。
やる気が起こらないのに、やり始めると聞くと何か矛盾しているように感じますが、少しでもいいのでまずは動いてみることが重要なのです。
最初はやる気がなくても、動き出すことで少しづつやる気が湧いてくるものです。
それは、「やり始める」ことで少しづつドーパミンが放出されるため、やる気につながるのです。
・ちょっとだけランニングするつもりがどんどん調子があがってきて、気付いたら長いこと走っていた
ドーパミンを増やす
先ほどご説明したように、やる気を起こさせるには、脳のドーパミンを増やしてあげることです。
では、このドーパミンはいつ、どのようにでるのでしょうか。
ドーパミンが出る方法をご紹介します。
・小さな目標達成を体感する
・まずは動いてみる
・カフェインを摂取する
・エナジードリンクを飲む
一度忘れる
何をしてもどうしてもやる気が起きない、動く気がしないということがあると思います。
無理矢理動いても効率が悪いだけで、時間ばかりムダにしてしまうことも。
そんな時は、思い切ってそのことかか少し離れて、忘れることも大事です。
他ごとで気分転換をしてみてください。そうすることでやる気が復活してくることもあります。
・受験勉強を頑張らないといけなかったが、やる気がでなかったため一度気分転換に散歩にでかけてスッキリしたため、再度勉強をすることができた
やる気を出すためのおすすめ本 3選
最後に「やる気を出す方法」の本をご紹介したいと思いますので、興味があれば参考にしてみてください。
まとめ
やる気がでない理由と、やる気を出す方法5選を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
人間はそもそもやる気がない人間で、どうしても動きたくない時はあります。
そんな時は決して自分を責めず、一旦そのことから離れて、気分転換するなど試みてください。
人それぞれのライフスタイルがあるかと思いますので、自分なりのやる気を出す方法の一役になれば幸いです。
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