つわりがしんどい、早く楽になりたい!
そんなことを考えてるママさんも多いと思います。しかし、残念ながらつわりを治す方法はありません。
しかし、症状を和らげて、つわりを楽にする方法はあります。
そこで今回は、つわりがひどいママさんのお待ちかね、つわりを楽にする10の方法をご紹介します。
つわりの基本を理解する
つわりの軽減する方法をご紹介する前に、まずはつわりの基本を理解しましょう!
つわりの原因とは?
つわりの原因ははっきりとはわかっておりませんが、妊娠初期に大量にホルモンが分泌されることによって、ママさんが体の急激な変化に対応できずつわりとして現れるといわれております。したがって、このホルモンの分泌量が多い人の方がつわりがひどいということになります。
この他にも、ビタミン不足によるもの、血糖値の変動、精神的な影響など、諸説あります。
つわりは吐き気だけじゃない?
つわりはほとんどのママさんが経験する症状ですが、実はつわりは吐き気だけではなく、様々な症状があります。
- だるい
- 常に眠い
- においに敏感になる
- 食べづわり
- 偏食
- 常に吐く
- 頭痛
このように、ママさんによってつわりの症状は様々なんです。
つわりはいつまで?
個人差はあるものの、多くの人が、5週から6週ぐらいからつわりが始まり、8週から10週でピークを迎え16週までには治まると言われております。日によっても波があり、常に一日中つらかったりもありますし、日によって楽な日など人によっても波があります。
気になったらすぐに受診を!
単なるつわりだから大丈夫!なんていう過信はよくありません。下記の症状が出た場合はすぐにでも病院を受診してください。悪化すると治療が必要な「妊娠悪阻(にんしんおそ)」になる恐れもあります。
<受診のサイン>
- 水分をまったく受け付けない、食事も全くとれない
- トイレの回数が少なく、尿の量も少ない
- 体重が妊娠前と比較して10kg近く減少している
- 嘔吐を繰り返してつらい
つわりを楽にする10の方法
ここからはつわりを楽にする10の方法をご紹介します。
①とにかく水分補給!
つわりがひどいからと言って、何も食べない・飲まないは非常によくありません。ちょっとづつでもいいので、水分補給をしてください。人によっては無糖の炭酸水飲み、ゲップを出すことでつわりが少し楽になったという人もいます。
氷を少しづつボリボリ食べると楽になったという人もいますよ。
②葉酸を摂取する
ビタミンB6を摂取することで、吐き気が軽減されることがわかっております。このビタミンB6を効率的に摂取できるのが、葉酸です。葉酸はサプリメントでとるのが一番効率よく摂取できておすすめです。
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③漢方に頼ってみる
冒頭ご紹介したように、つわりを治す薬はありませんが、症状を和らげる薬はあります。あまり馴染みがないかもしれませんが、漢方を活用してみるのも一つの方法です。
医師に相談する必要はありますが、「半夏厚朴湯」、「六君子湯」、「小半夏加茯苓湯」、「当帰芍薬散」などが有名です。
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④抱き枕を使う
つわりがつらい時は、自分がいちばん楽な姿勢でゆったり過ごすことが大切です。その時に役立つのが抱き枕です。抱き枕にゆっくりもたれかかってゆっくりするこで、少しづつ楽になります。
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⑤マスクを使う
においで気持ち悪くなるママさんは、常にマスクをしていると少しでも楽になります。ご飯のたける臭いや、ごはんの料理の臭いだけでも気持ち悪くなる人は多いので、マスクをして臭いを遮断しましょう。
⑥気分転換を見つける
つわりがひどいからといって家でずっと横になっていても気分が暗くなるだけです。その際は自分なりの気分転換方法を見つけて、気分転換をしてください。
友達とおしゃべりしたり、実家のお母さんと会話をする、ショッピングなど、妊婦はストレスが一番よくないので、妊婦の時こそ自分が一番リフレッシュできる方法を見つけてください。
⑦締め付けない服を着る
締め付けの強い服を着ると、血行も悪くなり、気持ち悪くなることがあります。今まで使っていた下着ではなく、はマタニティ用の締め付けがソフトものを身に着けて、服もワンピースなどゆったるとした服を選んでください。
⑧柔軟剤を変更する
においに敏感な人は、シャンプーや柔軟剤など臭いの強いものではなく、無香料のものに切り替えるといいですよ。
⑨ガムを食べる
さっき食べたばかりなのにすぐに気持ち悪くなるという人もいます。その際はガムを噛んでると、口も動かすことで、気持ち悪さを軽減することができます。ガムの味によっても異なるので、自分に合うガムを見つけてください。
⑩とにかく無理をしない
一番大切なのは無理をしないことです。先ほどご説明したようにストレスをためないことがつわりだけでなく、妊婦生活を過ごすことでも重要です。
パートナーや周囲の方に理解をしてもらい、家事や仕事など協力してもらいましょう。
料理を作るのがつらければ総菜を買う、弁当を買ってくる、宅配を利用する、家事代行を利用するなど上手に活用してください。
最後に、つわりバンドとは?
最後につわりバンドについてご紹介したいと思います。
このつわりバンドは「ツボを刺激する」という方法が元になっているため、吐き気の軽減に効果があります。
バンドの内側にボールがついており、バンドを装着することで、腕に刺激を与えてつわりを軽減するという仕組みです。
つわりは無理せずゆったりと
つわりの症状は人それぞれ、日ごとによって変わります。今日食べられたものが明日食べれなかったり、他のママさんには効果的でも自分には効果がなかったり、昨日は楽だったのに、今日は常に気持ち悪かったり・・・
今回ご紹介したつわり軽減方法の中に、きっとあなたにも効果のある方法があるはずです。
この記事を参考につらいつわりを乗り切ってください。
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