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終活とは?終活の始め方と終活を始める7個の項目!

趣味

終活は、人生の最後の段階において自らの死後のことを整理し準備するプロセスです。
しかし、終活は今では幅広い年代にまで広がっています。昔は60~70代から始める人が多かったですが、今では30~40代からでも始める人が増えています。

そこで、本記事では、終活の準備を整えるための具体的なステップについて詳しく解説します。

 

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終活とは?

制服姿の園児

終活とは?2012年の「ユーキャン流行語大賞」でトップテンに選出されたことをきっかけに有名になり、最近では気軽に終活を始める人が増えています。

そのため、ひと昔では、自分の死に備えて、お葬式やお墓、お金のことなど、人生の最後に向けて準備をすると考えられていましたが、最近では、「自分のエンディングの備えて、今よりも楽しく生きるための活動」といった
ポジティブなイメージに変わってきております。

 

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終活の3ステージ

エンディングノート

終活は大きく分けて3つのステージに分かれます。

①定年までに備えること
②定年後からどう生きるか
③人生の最後に向けて準備
このように今までは人生の最後に向けた準備と考える人が多かったですが、定年までに備えること、定年後の人生設計を考える機会と捉える人も増えています。

 

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終活でやるべき7個の項目

幻想的な空の色と道しるべ

ここからは、終活にやるべき7つの項目をご紹介します。

 

エンディングノートを書く

エンディングノートとは、自分がなくなったときにや年を取って判断能力が衰えたときのために、できること、やりたいことをまとめておくノートのことです。

最近ではエンディングノートというのも販売されておりますが、必要なかったと思っている人も多くいます。

それは書く項目が多かったりして、結局書かなくなる人も多いからです。

したがって、エンディングノートまではいかなくても、「終活ノート」だけでも用意した方がいいですよ。

あまり深く考えず、大学ノートとかでもいいので、やりたいことなどの覚え書き程度でいいので、書き留めておくだけでも十分です。

 

お金の計画をたてる

人生設計にはお金の計画も必要になります。
定年を向かえて職がなくなってからどう生活をしていくのか、そのためにはどれぐらいのお金が必要なのか事前に計画をいておくことが大切です。

老後の収入がいくらで、そこからかかる生活費を考え、そのための必要な貯金額を調べて、早めに計画を立てておくことも終活の重要なステップとなります。

 

老後の介護・保険について考える

日本は超高齢化に伴い、認知症の患者も増えていることから、終活が注目されている理由の一つでもあります。

そのため、元気なうちに、判断能力があるうちに老後のこと、医療のことを事前に考えておくことが大切です。

例えば、寝たきりや認知症になったときにどうしたいか、残された人のために、医療保険や死亡保険は大丈夫か、信頼のおけるかかりつけ医を事前に見つけておき、それを家族に知らせておくなどです。

 

お葬式やお墓のことを考える

最近はお葬式やお墓のやり方も変わってきています。

近親者だけのみで行う「家族葬」も増えていますし、昔ながらの墓石ではなく、納骨堂や永大供養、自然葬などを選ぶ人も増えています。

どのような葬儀にしたいのか、どんなお墓に入りたいのか、遺影の写真を事前に撮っておくという人もいます。

自分が死んでからは自分の希望を伝えることはできませんので、事前にどんな葬儀、お墓にしたいかを家族に知らせておくことで、残された家族も迷うことなく実行に移せるなどメリットもあります。

 

遺言書を書く

自分が死んだ後に、家族間や親戚の間で一番トラブルが多いのが、「相続争い」です。

今まで仲が良かった家族でも、お金が絡むことでトラブルを起こしやすくなります。

死んだ後に自分の遺産の為に揉めるなんて悲しいですよね。そんなトラブルを避けるためにも、必ず遺言書を作成し、自分の意思を伝えるようにしましょう。

 

遺品の整理

遺品整理も大切な終活の一つです。

生きているうちはわかりませんが、亡くなれば大量のものが残ります。その残ったものを処分するには時間もかかりますし、最近では捨てるにもお金がかかる時代です。

また残された人には大切にしていたものなのか、大事なものなのかも区別がつかないため、生きているうち、判断能力があるうちに、服や本などを事前に処分をしておきましょう。

 

よりよい生活を

終活は、単に自分が死んだ後にどうするか、どうしたいかを考えるだけのものではありません。

今まで生きてきた人生を振り返り、今までやり残したこと、やりたかっことをやるチャンスでもあります。

これまで仕事や育児に没頭してきた人も、これからの人生をより楽しむために趣味や旅行など、残された人生をおもいっきりエンジョイしてください。

それも終活のための大切な一つです。

 

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これからの人生をさらに楽しむ

青空の下でジャンプする中学生

終活とは、死んだ後、残された家族のためにどうするか、どうしたいかをまとめるだけの準備ではありません。

残された人生を、今まで以上によりよく生きるための第一歩でもあります。

残された家族、なによりも残された自分の人生のためにも、一度終活について考えてみてはいかがですか。

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