暖かくなってくると気になるのは紫外線。最近は温暖化の影響もあり、紫外線が強くなっていると言われています。
しかし、子どもの日焼け止め対策を気にしたことがないという人もいるかと思いますが、実は子どもだからこそ日焼けの影響が大きいのです。
いざ子どもへの日焼け止め対策をしようにも、日焼け止め対策クリームの種類も多く、
どんなタイプを選んでいいのか悩んでいる人も多いと思います。
そこで今回は、子どもの日焼け止めの影響、日焼け止めの選び方、おすすめの日焼け止めについてご紹介します。
子どもの日焼けへの影響
子どもの成長を考えると、元気いっぱい外で遊んでほしいですよね。
しかし、外で遊ばせるには紫外線に注意が必要です。
昔の子は、みんな日焼け止めを塗らずに外で遊んでいたから、子どもの紫外線なんて気にしていない、というお母さんも多いのではないでしょうか。
しかし、紫外線をあなどってはいけません。
紫外線の測定を開始したのが1990年。その頃から比較すると、今の紫外線の量ははるかに増えています。
また、子どもの皮膚は大人の皮膚よりも薄いため、大人よりも紫外線の影響を受けやすいのです。
そのため、ママ世代に比べて、今の子を取り巻く環境は過酷になっているのです。
子どもが日焼けをすると以下の影響があります。
①シミ·シワができる
②大きくなったときに皮膚ガンを起こしやすくなる
③目の病気を起こしやすい
これらを考えると、子どもの頃から、しっかり紫外線対策をしたいですよね。
子ども用日焼け止めクリームの選び方
子どもようの日焼け止めを選ぶ際に、さまざまな種類があり、どんなタイプを選んでいいのか悩んでしまいますよね。
ここからはそれぞれの特徴と選び方のポイントをご説明します。
種類から選ぶ
日焼け止めには、ジェルタイプ、乳液タイプ、クリームタイプ、スプレータイプとさまざまな種類があります。
ここからはそれぞれの特徴と使うシーンをご紹介します。
ジェルタイプ
ジェルタイプは、透明で白くならず、みずみずしいため子どもへも塗りやすく、
肌になじみやすいのが特徴です。
塗りやすい反面、落ちやすいためこまめに塗り直しが必要ですが、何か塗るのを嫌がるといお子さんにおすすめです。
乳液タイプ
乳液タイプは、保湿効果もあり、伸びがいいので塗りやすく、広範囲に塗りやすいのが特徴です。
肌への刺激が少ないため、紫外線の強い季節だけでなく、1年を通して使用したいかたや、化粧下地としても使用できるため、お子さんと一緒に使いたいという方におすすめです。
クリームタイプ
クリームタイプは、ジェルタイプや乳液タイプと比べて固めの液体のため、落ちにくいのが特徴です。
水に入っても取れにくいため、長時間外にいるときや、プールに入るときなどにおすすめです。
スプレータイプ
スプレータイプは、スプレーするだけで日焼け対策ができる手軽さが特徴です。
スプレーするだけなので、腕とかだけでなく、頭皮など普段できなさそうな箇所も紫外線対策することができます。
ただし、顔とかにスプレーする際は、目に入ったり、誤って口から吸い込んでしまう可能性もあるため、お子さんに使用するには注意が必要です。
目や口に入っても安心な食品成分から作られているのもありますので、そういったものを選ぶといいですね。
成分から選ぶ
子どもに使うものだから、やはり成分が気になるという方もいらっしゃるかと思います。
ここからは日焼け止めに含まれる成分についてご説明します。
ノンケミカルタイプ
敏感肌の方や、デリケートなお子さんの肌に塗る際は、
ノンケミカルタイプ(紫外線吸収材不使用)がおすすめです。
通常は紫外線吸収材によっしてくれます。してくれます。しかしこの紫外線吸収剤が熱を持つことがあるため、それにより、まれに赤くなったり湿疹がでたりすることもあります。
肌の弱いお子さんにはノンケミカルタイプがおすすめ!
無添加タイプ
お子さんに使用する際は、香料や着色料、アルコールなどの添加物が含まれない、
無添加タイプがおすすめです。
添加物を配合することで、いい香りがしたり、使用期限を伸ばすことができます。
しかし、その分肌への影響もあるため、「無添加」「○○フリー」「低刺激」が書かれているかをチェックしてください。
保湿成分配合タイプ
乾燥肌のお子さんには、保湿成分配合タイプがおすすめ!
日焼け止めだけでなく、肌の乾燥も防いでくれます。
保湿成分といえば「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などが有名ですが、お子さんに使用するなら、「アロエエキス」「ヒマシ油」など植物から抽出した成分を使用した方がより安心して使うことができますよ。
保湿成分配合タイプを選ぶ際は「高保湿タイプ」「オイル配合」と記載されているかチェックして下さい。
効果から選ぶ
日焼け止めのUV効果は、SPFとPAの数値によって決まります。
この数値は見たことがある人は多いものも、どんな意味があるかまでは知らない人も多いと思います。
それぞれの数値から、さまざまなシーンでの適した数値についてご説明します。
日常使い
日常使いなら、SPF10、SPF20、PA+、PA++がおすすめ!
肌への負担も少ないため、ちょっとしたお散歩やなど日常使いに最適!
外出用
長時間の外出や海水浴などへのお出掛けの際には、
SPF30、SPF50、PA+++、PA++++がおすすめ!
数値が高いため、しっかりと紫外線を防いでくれます。
しかし、数値が高過ぎると肌への負担が気になるという方は、数値の低いタイプを使用し、こまめに塗り直すことをおすすめします。
効果から選ぶ
日焼け止めといっても、日焼け止めだけでなく、プラスαの効果のあるものもあります。
それぞれのシーンにおすすめの日焼け止めの選び方をご紹介。
水に強いウォータープルーフ
海水用やプールにでかける時は、汗や水などにも落ちにくい、
ウォータープルーフの日焼け止めがおすすめです。
通常の日焼け止めだと、水に入ったりすることで落ちてしまいますが、ウォータープルーフタイプであれば、水などでは落ちにくいため、水遊びに最適。
水に入っても落ちにくいということは、水で簡単に洗い流すことができません。
日焼け止めクリームが肌に残ったままだと肌トラブルの原因になりかねないので、石鹸やクレンジングなどできれいに洗い流す必要があります。
簡単に洗い流せる
ウォータープルーフは水に落ちにくい商品ですが、先ほどご説明したように日焼け止めが肌に残ったままだと肌トラブルを引き起こす可能性があります。
お子さんの肌に使用するなら、やはり簡単に洗い流せる商品を選ぶ必要がありますよね。
添加物がなく、天然由来成分が配合された、お風呂に入るだけで簡単に洗い流すことができる商品がおすすめです。
虫除け
キャンプやアウトドアに出掛ける時におすすめなのが、虫よけ効果のある日焼け止めがおすすめです。
日焼け止めの中に、「ユーカリ」や「ラベンダー」などの成分が入っているため、日焼け止めと合わせて、蚊などの虫を寄せつけない効果があります。
虫よけと日焼け止めがこれ1本で済ますことができるので、アウトドアとかにもってこいの商品ですね。
おすすめの日焼け止め 10選
おすすめの日焼け止めごご紹介します。
ママはぐ 日焼け止めミルク
ポンプタイプのため子どもでも簡単に使うことができる。
保湿成分配合で弱酸性のためお子さんにも安心して使用することができます。
ニベアUV ウォータージェル
アロベビー ウォータープルーフ
水に強いウォータープルーフでありながら、天然由来成分で作られたノンケミカル。
石けんで簡単に洗い流すことができるため、お子さんの使用にも最適。
まも肌 ベビーUVエアリークリーム
ドクターシーラボ マイルドUV
アロマの日焼け止めベビー&キッズ
アロエ、シアバター、久米島海洋深層水などお肌にいい成分いっぱい。
紫外線吸収剤や防腐剤などが含まれていないため、お子さんでも安心して使用することができます。
日常使いの化粧下地としても使うことができますよ。
乾燥敏感肌ケア サンガード25
マミー UVマイルドジェル
着色料やアルコールを含まず、食品成分90%からできている。
食品成分90%からできているため、小さなお子さんでも安心して使用することができます。
ジェルタイプのため、ベタつきにくく、水のように肌に馴染んで簡単に塗ることができます。
ビオレUV キッズ ピュアミルク
anonebaby トータルアウトドアUV
子どもを紫外線から守る
日焼け止めの選び方、おすすめの日焼け止めについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
赤ちゃんだからといって紫外線対策を怠ってはいけません。赤ちゃんだからこそ紫外線対策が必要なのです。
単なる紫外線対策だけでなく、虫よけ、ウォータープルーフなどさまざまな種類の日焼け止めがありますので、目的、使用状況に応じて使い分けてください。
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