育児書を見ると誰もが一度は目にする「ネントレ」
赤ちゃんの夜泣きで何度も起こされてゆっくり寝れない・・・
そんな睡眠不足のお母さんを助けるのがネントレ。
ネントレといってもさまざまな方法があり、いったいどんな効果があるのでしょうか。
その効果とネントレにおすすめ本を紹介します。
睡眠に及ぼす影響
まずネントレの話をする前に、日本の子どもの睡眠時間が、諸外国と比べても短いことが問題視されています。
最近ではスマホ・ゲームなど睡眠を邪魔するものがたくさんあり、一層の睡眠低下がさけばれています。
一方アメリカでは、寝室にスマホやゲームなどを持ち込ませないような活動が行われており、寝室にテレビなどがない部屋では、ある部屋と比べて30分近くも短くなるというデータもあります。
子どもの約 4 人に 1 人が成人になるまでに何らかの睡眠の問題に直面する
といわれるなか,子どもの睡眠の問題で悩んでいる保護者も多いのですが,ど
う対処すれば良いかがわからない,あるいは問題に気づかずに見過ごされてい
ることも多いのではないでしょうか
このように厚労省も子どもの睡眠不足に警笛を鳴らしており、我が子の睡眠時間の改善にも目を向けてあげたいですよね。
こんなに変わるの?ネントレによる効果とは?
それではここからはネントレをした時の効果をご紹介します。
寝かし付けがラクになる
ネントレが完了すると、寝かし付けがものすごく楽になります。
今までは寝かし付けるのに、30分から1時間近くもかかっていたのが、
「暗い部屋=寝る場所」という習慣がついて、泣かずに一人で寝てくれるようになります。
これにより、子どもが寝てくれないという、ママのイライラも解消されます。
ママもぐっする寝れる
ノンレム睡眠とレム睡眠を聞いたことがあると思いますが、赤ちゃんでもこのノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返しています。
この浅い眠りの時に赤ちゃんは起きて、1人で寝ることができないため、泣いて、ママを探したり、起こしたりします。
しかし、1人で寝れる赤ちゃんだと、夜中に起きてもまた1人で寝てくれるので、夜泣きをするということがなくなり、ママも朝までぐっすり寝ることができます。
赤ちゃんの機嫌がよくなる
ネントレができると、赤ちゃんの生活リズムも整い、赤ちゃんの気持ちも安定します。
赤ちゃんも夜中ぐっすり寝ることができているので、昼間に眠たくなるということがなくなり、日中のご機嫌もよくなります。
昼間いっぱい遊んで、夜はぐっすり寝るというルーティンを作ることができるのです。
その他の効果
・ちょっとの物音でも起きなくなった
・規則正しい生活がおくれるようになった
・お昼寝も一人でできるようになった
・赤ちゃんの体調がよくなった
・子どもと遊ぶ時間、スキンシップが増えた
・ストレスがなくなり、余裕を持った育児ができるようになった
ネントレに関するおすすめ本3選!
カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座
ネントレと言えば「ジーナ式ネントレ」と言われるぐらい有名な、ジーナ式ネントレの方法を紹介している本になります。
夜中に赤ちゃんが寝たら授乳をあげない、疲れすぎて昼寝できないを防ぐ方法など、たくさんのメソッドが紹介されています。
この他にも、出産準備、母乳が出やすくする方法など、子育てに役立つ内容が盛りだくさんとなっています。
ジーナ式ネントレについてはこちらの記事でも紹介していますので、チェックしてください。
赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
小倉優子さん、SHIHOさん、尾木ママさんなどたくさんの著名人が推薦している本です。
イラストを交えてわかりやすく説明されており、なにより断片的な内容だけでなく、どうして夜泣きの改善になるのかという理由も含めて解説されているため、より納得しながら読み進めることができます。
ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド
ネントレだけでなく、科学的なエビデンスに基づいた子どもの睡眠解決プログラム法も紹介されています。
ネントレをいきなり初めても成功しません。まずは子どもに必要な睡眠の土台作りから。
まとめ
ネントレ効果とネントレにおすすめの本を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
ネントレには子どもの睡眠と成長だけでなく、お母さんのストレス軽減などさまざまな効果があります。
とても魅力的な方法ではありますが、子どもとお母さんの個性にも影響しますので、自分たちに合った方法なのか、今回ご紹介している本を参考にしっかりと検討してください。
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