妊娠初期に多くの妊婦さんが経験をする「つわり」ですが、症状はひとさまざまですが、吐き気やお腹の調子が悪く食事が摂れない人も。
そんな時にみなさんはどうしていますか？
そこで今回は、つわりがひどい時でも食べることのできる食事をご紹介します。
つわりを楽にする食事のポイント
つわりがひどくて食べれない時は赤ちゃんへの栄養が心配になりますが、赤ちゃんはママに蓄えられている栄養で大きくなるので、食べれなくても赤ちゃんの成長を気にすることはありません。
ただし、まったく食べないとママの体調が悪くなってしまうので、ちょっとづつでも食べることが大切です。
そこで、食事のポイントを４つご紹介します。
ご飯は少しづつ
吐き気にもいくつかの種類があります。
常に吐き気を感じる、食べると吐いてしまう、空腹になると吐き気がする、突然吐き気を感じる
などさまざまです。
吐き気がして食べれないと時は無理して食べずに、少しずつ少量に分けて食べるのがおすすめです。
あまりご飯にとらわれることなく、ゼリーやフルーツなど食べやすいものを食べるようにしてください。
水分は多めに
吐き気がひどくて食事も摂れない、そんな時は水分を多めに摂取しましょう。
特に妊娠中は脱水症状になりやすいため、しっかり水分を摂ることが大切です。
水分を多くとることでつわりを軽減してくれることもあります。
つわりの時におすすめの飲み物としては、炭酸飲料やフルーツジュースです。
どちらもお口の中をさっぱりしてくれます。特にフルーツジュースはビタビンCを摂取することができ口当たりもいいので、特におすすめです。
キャンディは必需品
常に吐き気を感じるという方や、急に吐き気がでるというかたは、常にアメやガム、フリスクなどでお口の中を潤しておくと、吐き気を抑えることができます。
アメにはいろんな味があるので、フルーツ味、レモン味など特につわりが軽くなる味を1個見付けておくと安心ですよ。
ちなみに、私の一番のおすすめは男梅キャンディです。
キャンディは梅味が濃いので、濃いのが苦手という方は男梅タブレットがおすすめです。
食べれないときは病院へ
あまりにもつわりがひどい、食べても吐いてしまう、体がだるく動けないなど、つわりの症状がひどい時は無理をせず病院を受診するこが大切です。
一度何度も吐いてしまうと、妊娠悪阻と呼ばれる症状も考えられるので、そのような時は早めに受診してください。
つわりを軽減してくれる食事
つわりによる吐き気には明確な原因がわかっておりませんが、急激なホルモンバランスが関係していると言われています。
したがってつわりに劇的に効果のある食べ物はありませんが、つわりを軽くしてくれる食べ物はあります。
それは「ビタミンB6」です。実際に医療機関でもつわりのひどい患者さんに、ビタミンB6を含む点滴が使われているときもあります。
個人差はあるとは思いますが、試してみる価値はあると思いますよ！
バナナ
バナナにはビタミンB6だけでなく、妊婦の方にはうれしい葉酸や食物繊維もたっぷり。
そのままじゃ食べにくいという方にはバナナジュースがおすすめです。
鶏ささみ
鶏ささみはビタミンB6が多く含まれています。しかもカロリーや脂肪も少なめなので、妊婦さんには最適です。
最近でも鶏ささみが買えるので便利ですよね。
玄米
玄米にはビタミンB6が多く含まれています。白米で炊いたにおいが苦手という方でも玄米なら平気という妊婦さんもいます。
玄米には鉄分、葉酸など妊婦が摂取したい栄養素がいっぱいなので、妊婦の方は白米ではなく玄米に変更するのがおすすめです。
つわりの時でも食べやすい食事８選
ここからは、つわりがひどい時に食べやすい食事をご紹介します。
つわりには個人差がありますので、これからご紹介する食事を参考に自分にあったメニューを見付けてください。
トマト
トマトの軽い酸味が口と胃の中をすっきりしてくれるため、つわりを軽減してくれるそうです。
洗ってすぐに食べることができるので手軽で便利ですよね。
また固形物が食べにくいという方はトマトジュースもおすすめです。
そうめん
そうめんは夏場に大活躍する食べ物ですが、つわりでひどい時でもつるっと手軽に食べることができます。
またそうめんのつゆを変えることで味変もできるので飽きが来なくいいですよね。妊婦中はずっとそうめんばっかだったという妊婦さんもいるくらいです。
たまご豆腐
たまご豆腐もそうめんと同じつるっとしたのど越しがよく食べやすくて人気です。
とくにたまご豆腐には卵が含まれているため、栄養価も高く妊婦さんにおすすめの１品です。
パックに入ったたまご豆腐があるので、これなら手軽におかず１品増えますね。
コンビニおにぎり
コンビニおにぎりも実はつわりの時の強い味方。炊き立てご飯のにおいだと吐き気が強くなるという方もいると思いますが、これならにおいもなく手軽にごはんを食べることができます。
炊いたごはんは食べれなかったけど、コンビニおにぎりだけは食べれたという妊婦さんもいるくらいです。
こんにゃくゼリー
持ち運びにも便利でつるっと食べることのできるこんにゃくゼリーがおすすめです。
弾力があって食べ応えがあり、低カロリーで食べやすいまさに４拍子そろった食べ物です。
特に持ち運びができるので、散歩の途中、家族でお出掛けしたときなど、気持ちが気分が悪くなったらさっと取り出して食べることができます。
みそ汁
次にご紹介するのがみそ汁です。不思議とみそ汁だけは飲めたというママさんは多くいます。
具がたくさん入っているみそ汁は食べれないけど、インスタントなどのお湯を入れるだけのみそ汁は具も小さくておすすめです。
ただし、インスタント食品は塩分が多めなので注意が必要です。
減塩タイプのインスタントみそ汁が特におすすめです。
フライドポテト
意外かもそれませんが、実はフライドポテトは食べれたというママさんは多くいます。
油っこい食べ物はあまり食べないのに、油っこい物が食べたくなったという妊婦さんもいます。
特にマクドナルドのポテトフライは妙に美味しく感じることがあるようですよ。
とは言っても油っこいものの食べ過ぎは注意が必要ですよ！
アイス
多くの妊婦さんから食べやすかったという声が多かったのでアイスです。
季節に関係なくアイスなら食べることができますし、お口の中もさっぱりして食べやすく感じるんだと思います。
特におすすめなのはアイスキャンディーです。これならカロリーも低く、アイスキャンディーから水分も摂取することができるので、一石二鳥ですよ。
自分に合った食べ物でつわりを乗り切ろう！
今回は、つわりがひどい時でも食べることのできる食事をご紹介しました。
他の妊婦さんが食べれても自分には食べられない。
私はこっちの方が平気なんていうことも。
今回ご紹介した食べ物を参考に、ご自身に合った食べ物を見付けてくださいね。
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